インタビューを受けてくれた方

井上颯太2001年生まれ兵庫県出身/普段はアパレル販売員の仕事をしています。性格は好奇心旺盛でアクティブで、MBTIはESTP(起業家)。信条は「価値創造」。新しい価値を生み出したいと考えているからです。休日は旅行を楽しみ、特技は英会話です。好きな本は『アデイド』、映画は『木更津キャッツアイ』です。どうぞよろしくお願いします。
自分史DBご自身の幼少期を振り返ってみて、今のあなたを形作る原点になったような、大切な思い出やエピソードがあればぜひお聞かせいただけますか?
原点、そうですね。ガキの頃の話なんですけど、地元の兵庫で、親父に連れられてよく山登りに行ってたんですよ。当時は「なんでこんなしんどい思いしなきゃいけないんだよ」って文句ばっかり言ってたんですけど(笑)。
でも、頂上に着いた時のあの開けた景色とか、登り切ったっていう感覚が、今の自分にかなり影響してる気がします。アパレルの仕事もそうなんですけど、難しい接客とか、自分にとって壁に見えるようなことでも「とりあえずやってみよう」って思えるのは、あの頃の経験があるからかなって。
正直、メンタルは強い方だと思います。多少の失敗じゃへこたれない。むしろ、次はどうやって登ってやろうかな、みたいな。そういうワクワクする感覚が、ずっと自分の中に根っことしてあるんですよね。



多少の失敗じゃへこたれないというお話でしたが、やっぱり接客業だと時には落ち込むこともあると思います。そんな時、自分をどうやって立て直したり、次のワクワクに切り替えたりしていますか?
きついクレームをもらったり、自分のミスで迷惑かけたりしたら、その瞬間は「あー、やっちゃったな」って普通に落ち込みます。顔には出さないようにしてますけど、心の中では結構バタバタしてます。
でも、引きずらないのが僕のいいところというか。仕事が終わったら、とりあえずめちゃくちゃ美味いもん食うとか、旅の計画を立てるとかして、強制的に脳みそを上書きしちゃうんです。
結局、終わったことをずっと考えてても、新しいものは何も生まれないじゃないですか。それなら「今のミスがあったから、次はもっと上手く提案できるはずだ」って、自分の中で勝手にストーリーを書き換えるようにしています。
落ち込む時間があったら、次のチャンスでどうやってお客さんを笑わせようかなって考える方が、自分にとっても周りにとってもプラスだと思ってて。そういう切り替えの早さが、僕なりのメンタル管理術かもしれませんね。



特技の英会話も、やっぱりその「切り替えの早さ」や「好奇心」が活きているんでしょうか? 接客中に海外の方と話すときなど、井上さんならではのコミュニケーションのコツがあれば知りたいです。
英会話もまさにそうですね。勉強っていうよりは、もう実践あるのみって感じで。
接客で海外のお客さんが来られたときも、文法がどうとか、発音がどうとか、細かいことは二の次にしてます。正直、間違えても死ぬわけじゃないし(笑)。それよりも「この服、絶対あなたに似合いますよ!」っていうテンションを伝える方が大事だと思ってるんです。
コツと言えるか分からないですけど、僕はあえて「店員とお客さん」っていう枠をちょっと崩すようにしています。もちろん失礼のない範囲で、ですけど。
「どこから来たんですか?」とか「その靴めっちゃイケてますね!」みたいに、一人の人間として話しかける。言葉が完璧じゃなくても、こっちが楽しそうにしてると、相手も心を開いてくれるんですよね。
そういう、言葉の壁を越えて新しい関係性が生まれる瞬間が、僕にとっては最高に面白い「価値創造」なんです。ミスを恐れずに突っ込んでいくメンタルは、ここでも役立っているかもしれませんね。



物怖じせずに突っ込んでいく強さ、かっこいいです。さっきの山登りの話もそうですが、何か「これがあったから自分は大丈夫だ」と思えるような、お守りみたいな経験や考えが他にもありますか?
ありがとうございます。かっこいいだなんて、照れますね(笑)。
強さっていうか、たぶん「根拠のない自信」を持つのが得意なんだと思います。あ、でも一つお守りみたいな経験を挙げるなら、学生時代に一人で海外に行った時のことですかね。
空港に着いた瞬間に予約してた宿がキャンセルされてて、スマホの充電も切れそうで。マジで詰んだと思ったんですけど、その辺にいた同年代くらいのやつに必死で話しかけたら、結局そいつの家で飯食わせてもらうことになって。
あの時「あ、言葉が通じなくても、最悪なんとかなるわ」って心底思えたんですよね。世の中、意外といい人ばっかりだし、自分が動けば状況はどうにでも変えられる。それが分かってから、仕事でもプライベートでも、新しいことに飛び込むのが怖くなくなりました。
だから、今の僕の信条は「まず動く、あとは現場で考える」です。失敗しても、それはそれで新しい話のネタになるだけ。そう思ってると、メンタルが削れるどころか、毎日が楽しくて仕方ないんですよね。
井上颯太さんから若い人に向けてメッセージ



今の世の中、どうしても「失敗したらどうしよう」とか「正解を選ばなきゃ」と慎重になりすぎて、動けなくなっている若い人も多いように感じます。
そんな彼らに向けて、井上さんのように「根拠のない自信」を味方につけて、毎日をワクワクしながら生きていくためのアドバイスをいただけますか?
一つ言えるのは「正解なんて後から自分で作っちゃえばいい」ってことですかね。
僕も昔は周りの目を気にしたりしてましたけど、結局、頭でどれだけシミュレーションしても、現場に行ったら予想外のことしか起きないんですよ。だったら、悩んでる時間に一歩でも二歩でも前に出ちゃったほうが、見える景色がどんどん変わって面白いと思うんですよね。
失敗を怖がるのも分かりますけど、ぶっちゃけ、失敗したエピソードがある奴のほうが人間味があって魅力的じゃないですか。僕も宿がキャンセルされてた話、今では最高のネタですから(笑)。
だから、完璧を目指さなくていいと思います。ちょっとくらい不格好でも、自分で決めて動いたっていう事実が、一番の自信になる。もし転んだら、その時にまた「次はどうしようかな」って考えればいいだけ。世の中、なんとかなるもんです。
「まずやってみる」を繰り返していけば、気づいたら自分だけの道ができてるはず。一緒に、もっと人生を面白がっていきましょう!
インタビュアーからのコメント



「自分史DB」のインタビューにご協力いただき、ありがとうございました。井上颯太さんとの対話を終えて、感じたことをまとめさせていただきます。
「まず動く、あとは現場で考える」という井上さんの言葉には、理屈を超えた圧倒的な生命力を感じました。失敗さえも「人生のネタ」として笑い飛ばし、新しい価値へと変換していくタフさは、慎重になりがちな現代において非常に軽やかで、希望に満ちています。根拠のない自信を燃料に、世界を遊び場のように開拓していくその姿勢は、一歩踏み出す勇気を探している多くの人の背中を、明るく押してくれるはずです。
ご協力ありがとうございました。
インタビューを受けてくれた方


井上颯太2001年生まれ兵庫県出身/普段はアパレル販売員の仕事をしています。性格は好奇心旺盛でアクティブで、MBTIはESTP(起業家)。信条は「価値創造」。新しい価値を生み出したいと考えているからです。休日は旅行を楽しみ、特技は英会話です。好きな本は『アデイド』、映画は『木更津キャッツアイ』です。どうぞよろしくお願いします。

