「ありがとう」の種をまく毎日―山梨の自然と母の笑顔が教えてくれた、私の原点

    「ありがとう」の種をまく毎日―山梨の自然と母の笑顔が教えてくれた、私の原点

    インタビューを受けてくれた方

    智子
    智子さん

    PN:智子1975年生まれ山梨県出身/普段は保育士の仕事をしています。性格は明るくポジティブで、MBTIはESFJ(領事官)。信条は「感謝の心を忘れない」。周りの支えがあって今の自分があると思うからです。休日はキャンプを楽しみ、特技は暗算です。好きな本は『手紙』東野圭吾、映画は『レ・ミゼラブル』です。どうぞよろしくお願いします。

    自分史DB

    ご自身の幼少期を振り返ってみて、今のあなたを形作る原点になったような、大切な思い出やエピソードがあればぜひお聞かせいただけますか?

    山梨の自然豊かなところで育ったので、やっぱり外で遊んだ記憶が一番に浮かびますね。小さい頃は、近所の子たちと一緒に裏山へ行ったりして、もう真っ暗になるまで土に触れていました。

    ある時、道端に咲いていた花がすごく綺麗で、母にプレゼントしようと持ち帰ったことがあったんです。そうしたら母が「智子ちゃん、ありがとうね」って、本当に嬉しそうな顔をしてくれて。

    その時の母の笑顔が、幼心にすごく温かくて、今でも忘れられないんです。誰かのために何かをすることや、喜んでもらえることの幸せを、あの瞬間に教わったような気がします。今の保育士の仕事も、案外そういう些細なやり取りが原点になっているのかもしれませんね。

    自分史DB

    お母さんとの暖かいエピソードですね、保育士さんの性格イメージそのものです。

    ありがとうございます。保育士の仕事をしていても、子供たちがふとした瞬間に見せてくれる笑顔とか、一生懸命に描いてくれた絵を「先生にあげる!」って持ってきてくれる時、あの頃の自分と母の姿が重なることがあるんですよ。

    もちろん、毎日は賑やかというか、バタバタしていて大変なことも多いんですけどね。でも、誰かの喜びが自分の力になるっていう感覚は、ずっと変わらず私の中に根付いているんだと思います。周りの皆さんに支えられながら、今の私がいるんだなって、つくづく実感する毎日です。

    自分史DB

    保育士は人手不足や自由気ままに動き回る子供たちが多くて、大変だというイメージがあります。保育士以外の仕事を経験したことはありますか?

    実は、保育園で働く前は少しだけ事務のお仕事をしていた時期があるんです。数字を扱うのが昔から苦にならなかったので、デスクワークもそれなりに楽しくこなしていました。でも、ずっと室内に座って書類と向き合っていると、どこか物足りなさを感じてしまって。

    やっぱり私は、もっと人と直接関わりたいんだなって気づいたんです。保育の現場は、本当におっしゃる通り毎日が予想外の連続で、もうヘトヘトになります。でも、子供たちの成長を特等席で見守れるのは、事務職では味わえなかった喜びですね。

    あ、でも事務の時に培った計算の速さなんかは、今の仕事でもちょっとした集計作業の時に役立っていたりします。無駄な経験なんて一つもないんだな、なんて。たまに脱線して昔の話を思い出してしまいますね。

    自分史DB

    事務ももちろん素敵な仕事ですが、よりご自身に合っているお仕事を見つけられたのですね。休日はキャンプを楽しまれているということですが、そのお話も聞かせてください。

    キャンプは、もう本当にリフレッシュの時間ですね。山梨の自然の中で育ったせいか、大人になっても土や木の匂いが恋しくなってしまうみたいで。

    実は、最初から本格的にやっていたわけではなくて、誘われて行ったのがきっかけなんです。外で食べるご飯が美味しくて、それだけで感動してしまって。最近は、自分でお気に入りの道具を少しずつ揃えるのも楽しみの一つになっています。

    そういえば、この前も焚き火を眺めながらボーッとしていたら、つい時間を忘れちゃって。仕事のときは常に時計を見て「次は給食の時間だわ」とか段取りを考えているので、あえて何もしない贅沢というか。スマホも置いちゃって、ただ風の音を聞くのが、今の私には一番の贅沢かもしれません。

    智子さんから若い人に向けてメッセージ

    自分史DB

    自然の音に包まれる時間は確かに贅沢ですね。自然を楽しみながら充実したお仕事もできているのは、都会で忙しく働く人から見ると羨ましいと感じるんだろうなと思います。

    智子さんのように充実した日々を過ごすために何かアドバイスはありますか?

    そうですね、あえて言うなら「目の前の小さなことに、しっかり心を通わせること」かもしれません。

    保育園でも、お散歩中に見つけた小さな石ころを宝物みたいに喜ぶ子がいて。大人になるとつい結果や効率を求めてしまいますが、その瞬間の「綺麗だな」とか「嬉しいな」という気持ちを後回しにしないようにしています。

    あとは、やっぱり一人で頑張りすぎないことでしょうか。私も昔は全部自分でやらなきゃって思っていましたが、今は「助けて」と言えるようになりました。感謝を伝えながら誰かに甘えるのも、自分を大切にすることに繋がる気がします。

    インタビュアーからのコメント

    自分史DB

    「自分史DB」のインタビューにご協力いただき、ありがとうございました。智子さんとの対話を終えて、感じたことをまとめさせていただきます。

    智子さんは、山梨の豊かな自然と家族の愛情に育まれた、温かな慈愛に満ちた方でした。事務職を経て「人との関わり」を選んだ決断や、キャンプで自然と対話する時間は、すべて今の保育士という天職に繋がっています。「感謝を忘れず、誰かに甘えてもいい」という等身大の言葉には、忙しい現代人が自分を大切にするためのヒントが詰まっていました。彼女の柔らかな笑顔の奥にある、芯の強さを感じました。

    ご協力ありがとうございました。

    インタビューを受けてくれた方

    智子
    智子さん

    PN:智子1975年生まれ山梨県出身/普段は保育士の仕事をしています。性格は明るくポジティブで、MBTIはESFJ(領事官)。信条は「感謝の心を忘れない」。周りの支えがあって今の自分があると思うからです。休日はキャンプを楽しみ、特技は暗算です。好きな本は『手紙』東野圭吾、映画は『レ・ミゼラブル』です。どうぞよろしくお願いします。

    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!
    • URLをコピーしました!