インタビューを受けてくれた方

松本陽菜2004年生まれ三重県出身/職業は公務員です。性格は真面目で几帳面、MBTIはESTJ(幹部)。信条は「感謝」。組織やチームで成果を出すために、最も欠かせない要素だと考えるからです。趣味はスケジュール帳の整理で、特技は断捨離です。好きな本は『運転者』、映画は『マイ・インターン』です。どうぞよろしくお願いします。
自分史DBご自身の幼少期を振り返ってみて、今のあなたを形作る原点になったような、大切な思い出やエピソードがあればぜひお聞かせいただけますか?
原点と言われると、やっぱり小学校の時のお祭りの実行委員の経験ですね。
私、昔からとにかく片付けとかスケジュール通りに進めるのが好きで。当時、地域の小さなお祭りに出し物を出すことになったんですけど、みんな全然準備を進めなくて、最初は本当にバラバラだったんです。
そこで私が「いつまでにこれやろう!」って、ダンボールの片付けとか買い出しの計画を勝手に表にして配っちゃったんですよ(笑)。
お節介かなと思ったんですけど、みんなが「陽菜のおかげで間に合った、ありがとう」って言ってくれて。あの時、自分のきっちりした性格が人の役に立ったこと、そしてみんなでやり遂げた達成感が、今の私のベースになっています。



小学校でその成功体験を味わってから、中学や高校、あるいは大学などの次のステージでも、同じようにチームを引っ張るような役割に立候補することが多かったんですか?
それが、実は立候補はほとんどしてこなかったんですよ。
なんか、自分から「リーダーやります!」って手を挙げるのはちょっと違うなというか、気恥ずかしさもあって。でも、なぜかいつも最終的に周りから「陽菜、やってよ」って推薦される形で、まとめ役に回ることが多かったです。
高校の時の文化祭が特にそうだったんですけど、私の通っていた学校って結構自由な校風で、みんな直前まで全然動かないんですよね(笑)。
さすがに焦って、私が「シフト組むから名前書いて!」とか「備品の買い出しリスト作ったよ!」ってどんどん仕切り始めちゃって。そしたらクラスの男子たちから「もう陽菜が委員長でいいじゃん」って言われて、そのまま全体の指揮を執ることになりました。
自分から引っ張るぞって意気込むより、目の前の滞っている状況を放っておけなくて動いちゃう、というのが本音ですね。



自由に動くクラスメイトたちを仕切るのはかなりエネルギーが必要だったと思いますが、その時に周りの人たちと接する上で、松本さんが一番大切にしていたことってありますか?
やっぱり、どんなに小さなことでも、手伝ってくれたら言葉にして「ありがとう」って伝えることですね。
だって、みんな別に悪気があって動かないわけじゃないんですよ。ただどう動いていいか分からないだけだったりするので、役割をお願いして、それをやってくれたら「本当に助かった、これのおかげで進んだよ」って具体的に言うようにしていました。
上から目線で「これやって」って指示を出すだけだと、みんな絶対に面白くないじゃないですか。
私も一人じゃ何もできないですし、計画を立てても動いてくれるみんながいて初めて形になるので。クラスのみんながそれぞれの持ち場で動いてくれたことに対して、とにかくリスペクトというか、感謝の気持ちを持つことは、当時からずっとブレずに大事にしています。



「動いてくれた人に具体的に感謝を伝える」という姿勢、素晴らしいですね。その時の学びや姿勢は、現在の公務員として組織で働く中でも活かされていると感じる場面はありますか?
めちゃくちゃ活かされていますね。公務員の仕事って、本当にたくさんの部署とか、地域の方々と連携しながら進めるプロジェクトが多いんです。
今、あるイベントの担当をしているんですけど、やっぱり関係各所への調整が本当に大変で。でも、そこで高校の時と同じように、他部署の先輩がデータを一つ送ってくれただけでも、「迅速に対応していただき本当に助かりました!」って、一言添えて伝えるようにしています。
そうすると、次にお願いする時、すごく気持ちよく協力してもらえるんですよね。
お互いに「やって当然」って思っちゃったら、組織って絶対にギスギスしてくるじゃないですか。だからこそ、潤滑油じゃないですけど、公務員という大きな組織だからこそ、日頃の小さな「感謝」を口に出すことが、結局は一番スムーズに仕事を進める近道なんだなって、働き始めてからより実感しています。
松本陽菜さんから若い人に向けてメッセージ



最後に、松本さんと同じようにこれから社会に出ていく、あるいは今まさにチームでの役割に悩んでいる若い世代に向けて、メッセージをいただけますか?
チームでの役割に悩んでいる人がいても、無理にみんなを引っ張るような立場になろうと頑張りすぎなくて大丈夫だよ、って伝えたいですね。
先頭に立って引っ張る人だけが特別じゃなくて、スケジュールを管理する人、黙々と作業を進める人、みんなそれぞれの得意分野があるはずなんですよね。
だから、まずは目の前の自分の役割をきっちりこなす。そして、一緒に頑張っている周りの人に「ありがとう」って言葉で伝えること。それだけで、チームの雰囲気ってガラッと変わりますし、巡り巡って自分にも返ってきます。
自分の得意なことで誰かを支えて、お互いに感謝し合える、そんな働き方をしていけば、きっとどこに行っても大丈夫だと思います!
インタビュアーからのコメント



「自分史DB」のインタビューにご協力いただき、ありがとうございました。松本陽菜さんとの対話を終えて、感じたことをまとめさせていただきます。
松本さんのお話から、真面目で几帳面な強みを活かし、周囲への「感謝」を軸にチームを動かすスマートな姿勢が真っ直ぐ伝わってきました。
無理にリーダーになろうと焦る必要はなく、自分の得意なことで誰かを支え、敬意を言葉にすること。松本さんのハキハキとした言葉の一つひとつは、組織やチームでの役割に悩む多くの若者にとって、自分らしい一歩を踏み出すための温かいエールになるはずです。
ご協力ありがとうございました。
インタビューを受けてくれた方


松本陽菜2004年生まれ三重県出身/職業は公務員です。性格は真面目で几帳面、MBTIはESTJ(幹部)。信条は「感謝」。組織やチームで成果を出すために、最も欠かせない要素だと考えるからです。趣味はスケジュール帳の整理で、特技は断捨離です。好きな本は『運転者』、映画は『マイ・インターン』です。どうぞよろしくお願いします。

