インタビューを受けてくれた方

佐倉智子1980年生まれ長崎県出身/日本語学校の教師をしています。性格は好奇心旺盛でアクティブです。MBTIはESFP(エンターテイナー)。好きな言葉は「人生は冒険」、常に新しい世界へ挑戦し続けたいからです。休日は旅行を楽しみ、特技は初めて会う方ともすぐに打ち解けられることです。好きな本は『深夜特急』、映画は『マダム・イン・ニューヨーク』です。どうぞよろしくお願いします。
自分史DBご自身の幼少期を振り返ってみて、今のあなたを形作る原点になったような、大切な思い出やエピソードがあればぜひお聞かせいただけますか?
やっぱり小学生の時の夏休みですかね!毎年、祖父母が住んでいる五島列島に一人で遊びに行かされてたんですよ。長崎港からフェリーに乗るんですけど、あの時のドキドキ感が今でも忘れられなくて。
親から離れて、知らない大人たちに囲まれながら船に揺られるのが、寂しいっていうよりは「これから何が始まるんだろう!」ってワクワクの方が勝っちゃって。島に着いたら着いたで、地元の知らない子たちに自分から声をかけて、その日のうちに一緒に海に飛び込んで遊んでいました。あの時の、知らない世界に飛び込む高揚感が、今の私のベースになっている気がしますね。



知らない世界に飛び込むワクワク感が原点なんですね。そこからどうやって、今の「日本語学校の教師」というお仕事に出会ったのか、そのきっかけを教えていただけますか?
実は、最初から教師を目指していたわけじゃないんです。20代の半ばくらいに、ちょっと長めの海外旅行、バックパッカーみたいなことをやったんですよ。色々な国をまわって、現地の言葉が通じなくても、ジェスチャーとか勢いで仲良くなれるのが本当に楽しくて。
その旅の途中で、日本語を一生懸命勉強している外国の方にたまたま出会ったんです。その人が「日本のこういうところが好き」って目を輝かせて話してくれた時に、自分の国のことをこんなに好きでいてくれる人がいるんだって、すごく感動しちゃって。
私、人と話すのが大好きだし、彼らの新しい挑戦を応援する側になりたいな、と思ったのがきっかけですね。



旅先での感動がそのままお仕事に繋がったんですね。実際に日本語学校の教師になってみて、特に印象に残っている生徒さんとの思い出や、忘れられない出来事はありますか?
たくさんありすぎて選ぶのが難しいんですけど、数年前に受け持ったクラスに、すごく内気なアジア圏からの男の子がいたんです。最初は授業中も全然しゃべらなくて、周りの輪にも入れない感じで、私もどうしたらいいかなってずっと考えていて。
でもある日、彼がポロッと自分の国の料理の話をしたんです。それで私、「え、それ食べてみたい!」って身を乗り出しちゃって。そこから彼、少しずつ心を開いてくれるようになったんですよ。
卒業する時に、その子が「先生が初めて僕の言葉をちゃんと聞いてくれた」って、たどたどしい日本語で手紙を書いてくれて……。もう、職員室で大号泣しちゃいました。言葉を教えるだけじゃなくて、その人の存在を丸ごと受け止めることが大切なんだって、逆に教えられましたね。



生徒さんとの深い絆が生まれた瞬間のエピソード、本当に感動的ですね。常に新しい世界へ挑戦していく佐倉さんですが、日本語教師として、あるいは個人として、これから新しく挑戦してみたいことや夢はありますか?
教師としては、やっぱり今いる生徒たちが日本での生活を思いっきり楽しめるように、授業の外でもサポートできる仕組みをもっと作りたいなと思っています。地域のボランティアの人たちを巻き込んで、もっとリアルな交流ができる場を企画するとか、そういう小さなコミュニティ作りをやってみたくて。
個人としては、まだ行ったことがない国がたくさんあるので、これからもどんどん旅に出たいですね。そこでまた新しい文化に出会って、たくさん刺激をもらって、それをまた教室の生徒たちに還元する。そんな風に、仕事もプライベートも境目がないくらい、ずっとワクワクしながら走り続けられたら最高だなって思っています!
佐倉智子さんから若い人に向けてメッセージ



これまでの冒険や生徒さんとの出会いをお聞きしていると、一歩踏み出すことの素晴らしさを強く感じます。今、新しい世界へ飛び出すことに不安を感じている若い世代に向けて、佐倉さんからエールやメッセージをいただけますか?
若い時って、失敗したらどうしようとか、周りからどう見られるかとか、いろいろ考えちゃいますよね。でも、私自身のことを振り返っても、最初から100パーセント自信があったことなんて一つもないんです。フェリーに乗った時も、海外へ飛び出した時も、毎回それなりにハラハラしていました。
だから、不安があるのは全然悪いことじゃないし、むしろそれって、新しい世界に一歩近づいている証拠だと思うんです。
もし迷っているなら、かっこ悪くてもいいから、まずは小さく動いてみるのが一番。思った通りの結果にならなくても、動いた分だけ絶対に何かが残るし、そこで出会う人たちが助けてくれたりもします。世界は思っているよりずっと温かいので、怖がらずにそのワクワクを楽しんでほしいな、って思います!
インタビュアーからのコメント



「自分史DB」のインタビューにご協力いただき、ありがとうございました。佐倉智子さんとの対話を終えて、感じたことをまとめさせていただきます。
佐倉さんの「知らない世界へのワクワク感」が五島列島での幼少期から今に一本の線で繋がっていて、お話を聞くこちらまで元気をいただきました。海外での経験を経て、言葉だけでなく「存在を丸ごと受け止める」日本語教師として生徒に寄り添う姿は、まさに人生の再発見そのものです。迷ったら小さく動いてみる、世界は温かいという佐倉さんの言葉は、一歩を踏み出したい多くの若者の背中を優しく、力強く押してくれるはずです。
ご協力ありがとうございました。
インタビューを受けてくれた方


佐倉智子1980年生まれ長崎県出身/日本語学校の教師をしています。性格は好奇心旺盛でアクティブです。MBTIはESFP(エンターテイナー)。好きな言葉は「人生は冒険」、常に新しい世界へ挑戦し続けたいからです。休日は旅行を楽しみ、特技は初めて会う方ともすぐに打ち解けられることです。好きな本は『深夜特急』、映画は『マダム・イン・ニューヨーク』です。どうぞよろしくお願いします。

