一人で100点より、みんなで1000点。震災を経て辿り着いたデザインの意義

    一人で100点より、みんなで1000点。震災を経て辿り着いたデザインの意義

    インタビューを受けてくれた方

    ルイ315世
    ルイ315世さん

    PN:ルイ315世1985年生まれ熊本県出身/地元の企業でWebデザイナーに従事しています。性格は好奇心旺盛でアクティブで、MBTIはENTJ(指揮官)。好きな言葉は「チームワーク」。仲間と協力することが好きだからです。趣味は映画鑑賞、特技はピアノです。好きな本は『7つの習慣』、映画は『硫黄島からの手紙』です。どうぞよろしくお願いします。

    自分史DB

    ご自身の幼少期を振り返ってみて、今のあなたを形作る原点になったような、大切な思い出やエピソードがあればぜひお聞かせいただけますか?

    一番の原点は小学校のサッカー部での経験ですね。

    当時は今以上に負けず嫌いで、とにかく自分が点を取ることしか考えてなかったんです。でも、ある大会の決勝で、僕が強引にシュートを打って外した後に、逆襲されて負けちゃって。その時、キャプテンに「一人で戦ってるんじゃないぞ」ってガツンと言われたんですよ。

    それが本当に悔しくて、でも同時に、自分一人の力なんてたかが知れてるんだなって初めて気づかされました。それからは、どうすれば仲間が動きやすいか、チームとして勝てるかを考えるようになりました。今の「チームワーク」を大事にする姿勢は、間違いなくあの泥だらけのグラウンドで培われたものですね!

    自分史DB

    チームワークを大事にする素敵なチームだったんですね。

    サッカー部での学びが、社会人になってチームで働く中で、具体的に活きたなと実感した瞬間はありますか?

    ありますよ!Web制作の現場でも、まさにあの時の感覚を思い出しました。

    入社してすぐの頃、自分のデザイン案を通すことだけに必死になって、エンジニアやディレクターの意見を「自分の表現を邪魔するもの」みたいに捉えてしまったことがあったんです。当然、プロジェクトはギスギスして、結局クライアントの満足いくものになりませんでした。

    その時、あの日サッカー部のキャプテンに怒られた光景がフラッシュバックしたんです。「あ、俺、また一人で勝とうとしてる」って。そこからはハッキリと意識を変えました。今は、仲間の職能を最大限に活かせるように調整するのが僕の役割だと思ってます。一人で100点取るよりみんなで1000点目指す方が、絶対に面白いですからね!

    自分史DB

    「一人で100点を取るよりみんなで1000点を目指す」とても素敵な言葉だと思います。

    これまでの人生で、自分の価値観が180度変わるような大きな決断や、分岐点となったイベントは他にありますか?

    大きな分岐点は、やっぱり2016年の熊本地震です。これで仕事の「目的」が180度変わりました。

    入社直後にチームプレーの大切さを学んで、仲間と協力して動けるようにはなっていたんです。でも、当時はまだ「都会の流行を追うカッコいいデザイン」を作ることこそが正解だと思っていました。どこか自分のエゴを満足させるための制作だったんですね。

    ところが震災を経験して、地元の商店や企業が苦しむ姿を目の当たりにしたとき、自分のスキルが街のために使われていないことに気づいて。それからは「自分の名前を売るデザイン」を捨てて、「地元の仲間の力になるデザイン」に全精力を注ぐと決めました!

    自分史DB

    地元の仲間のために、と目的が変わった今、Webデザイナーとして周囲のスタッフやクライアントと接する際に、最も大切にしていることは何ですか?

    一番大切にしているのは、相手の「本当の困りごと」を徹底的に聞き出すことです!

    デザインって、見た目を整えるだけじゃ不十分なんですよ。地元の経営者や仲間たちと話すと、実は「人手が足りない」とか「今のサービスの良さが伝わっていない」といった、もっと根深い悩みが見えてくる。そこを無視して、デザイナーの独りよがりな美学を押し付けても、街は元気にならないんです。

    だから、まずは相手と同じ目線に立って、とことん対話します。「このボタン一つで、地元の農家さんの売上が変わるかもしれない」という責任感を持って現場の声を聞く。これが僕の言う「チームワーク」の核心です。Webの知識がある僕が、地元の熱意ある人たちの「伴走者」になる。相手をただのクライアントじゃなく、一緒に街を盛り上げる「同じチームのメンバー」だと思って接するのが、今の僕のスタイルですね!

    ルイ315世さんから若い人に向けてメッセージ

    自分史DB

    これからの進路やキャリアに悩んだり、自分の力をどう社会で活かせばいいか模索している若い世代に向けて、ルイさんが最も大切にしてほしい「合言葉」やメッセージをいただけますか?

    自分一人で勝とうとするな!」これに尽きますね。

    若い頃は、どうしても自分の才能やスキルを証明することに必死になりがちです。でも、自分一人の力でできることなんて、たかが知れています。本当の大きな仕事や、誰かを幸せにする変化っていうのは、必ず「誰かと協力すること」の先にあります

    進路に迷ったら、まずは周りの人を助けることから始めてみてください。仲間のために動いているうちに、自分のスキルの使い道がハッキリ見えてくるはずです。エゴを捨ててチームのために汗をかく。それが結局、自分を一番遠くまで連れて行ってくれます。恐れずに、誰かの懐に飛び込んでいってください。応援しています!一緒に面白い未来を作っていきましょう!

    インタビュアーからのコメント

    自分史DB

    「自分史DB」のインタビューにご協力いただき、ありがとうございました。ルイ315世さんとの対話を終えて、感じたことをまとめさせていただきます。

    サッカー部での挫折や震災という逆境を、「地域への貢献」へと昇華させた歩みには胸が熱くなりました。仲間のために汗をかき、1000点を目指すその姿勢は、デザインの枠を超えた本当のチームワークだと感じます。情熱的ながらも他者に寄り添うルイ315世さんの言葉は、一歩踏み出す勇気を探している多くの若者の心に、力強く響くはずです!

    ご協力ありがとうございました。

    インタビューを受けてくれた方

    ルイ315世
    ルイ315世さん

    PN:ルイ315世1985年生まれ熊本県出身/地元の企業でWebデザイナーに従事しています。性格は好奇心旺盛でアクティブで、MBTIはENTJ(指揮官)。好きな言葉は「チームワーク」。仲間と協力することが好きだからです。趣味は映画鑑賞、特技はピアノです。好きな本は『7つの習慣』、映画は『硫黄島からの手紙』です。どうぞよろしくお願いします。

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